Gmailへメールを転送するとエラーメールが返ってくる
以下をご確認ください
ミライレンタルサーバでメールサービスをご利用のお客様より、「受信したメールをGmailへ転送する設定をしたところ、エラーメールが送られてくる」という問い合わせを多くいただいております。
近年、「なりすましメール」が増加傾向にあることからGmailはセキュリティ対策を強化しており、これが要因でGmail側にメールの受信が拒否される・エラーメールが返ってくるという現象が発生しているものと考えられます。
上記現象の対処として、お使いのドメインに「SPFレコード」を設定すると改善される可能性がございます。
SPFレコードについては以下ページでご説明しております。
よくある質問-SPFレコードとはなんですか?
なぜ転送によって迷惑メールと判断されてしまうのか
ミライレンタルサーバにてメールサービスを利用し、Gmailへ転送する場合についてご説明いたします。
図の通り、メールを「転送」することにより受信側(Gmail側)は大元の送信元に対しSPFレコードの問い合わせを行い比較・検証を行います。(③)
比較・検証の結果(④)、受信側(Gmail側)から見るとメールの送信経路としては弊社メールサーバから送られたように見えるため、情報が合致せず送られてきたメールはなりすましによるものと判断されてしまいます。
結果、受信側(Gmail側)は大元の送信元に対しエラーを返します。(⑤)
解決策について
大元の送信元ドメインのSPFレコードに転送サーバの情報を記述してください。(*)
*大元の送信元ドメインがお客様の管理下にある場合
なお、大元の送信元ドメインのネームサーバがミライレンタルサーバを向いている場合、「ミライドメインセンター」よりSPFレコードの記述変更が可能です。
ミライドメインセンターへのログイン方法はこちらをご確認ください。
ご注意ください
Gmail側の判定ロジックは非公開であり、かつ日々アップデートがされております。
上記方法を行っても、上記以外の要因により迷惑メールと判定される可能性がございます。
記述を変更していただいても改善されない場合は、メールの転送を行わず、直接Gmailアドレスに対しメールの送信を行ってください。
お困りの際は「よくある質問」をご活用ください